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「古楽かふぇのイベントカレンダー」試験運用版テストについて

※テストをお手伝いしてくださる方を若干名募っております。
詳細はこの記事の後半でお伝えします※

古楽かふぇ庵主(古楽系イベント主催者/ Twitter @jiwatc )でございます。
日頃は古楽かふぇTwitterアカウントやFacebookページにおいて、
多くのご支援・ご声援・ご協力を賜りありがとうございます。
2011年5月から始めた「古楽かふぇ」では、古楽ライヴや茶話会、レクチャー等々、色々なイベントを企画開催してまいりましたが、本年2019年に入ってからは古楽かふぇ庵主(主催者)の諸々の事情により「古楽かふぇ」としての企画・催事をほぼ休止している状態でした。
が、この秋から再び試行錯誤の活動を、地味に静かに、時ににぎやかに騒がしく進めてまいります。
今後は、これまでとは少し異なるスタイルやペースでの展開になる予想です。
が、西洋古楽の世界を知るきっかけとなる場をリアルにもヴァーチャルにも創り、と同時に、思いを同じくする方々の支援を微力ながら展開していく所存ですので、オンライン・オフラインで緩やかにおつきあいくださいましたら幸甚です。

2019年初めから今日までの古楽かふぇ”ほぼ休止期間”の間に、日本国内の西洋古楽界隈で「大きな変化」が起こっているなぁと、庵主個人的に少し緊張感をもって感じる場面がありました。
この「大きな変化」に関しては、よくご存じの方から、何となく伝え聞いてはいる、どことなく変化が有った風には見えるという方まで、様々な感じ方をもって認識されていたのかなと感じておりました。

「大きな変化」とは、日本国内の西洋古楽に関する情報を伝達する重要な手段・メディアの一つが、その長きにわたる尊く貴重な活動を終えたという出来事でした。
予告はされていたものの、その幕引きを寂しく残念な思いで見送った方々が多くおられたことは、西洋古楽の一愛好家としてそのメディアを利用していた庵主自身も、間近に見聞きしておりました。
そして多くの愛好家と同じく、寂しい思いを抱きつつ、深い感謝の念をもって見送った次第です。

と、同時に考えていたことは、今後、日本国内の西洋古楽関連の情報伝達を何らかの形で受け持つような継承者はどれぐらいいるのだろうか?ということでした。
跡継ぎ・継承者・後継者不足を嘆く業界は多々あり、中にはかなりシビアな局面に立たされているところもあるようです。
では「日本国内の西洋古楽に関する情報の伝達」については、どの程度シビアな状況が存在するのだろうか?
実のところ、庵主自身はその点については未だ明確に把握出来ておりません。
(そもそも、ちゃんと継承者・後継者はいるのに庵主が知らないだけかもしれません)
これは、庵主が「音楽業界」に身を置いているわけではなく、音楽関係の営業に関わる「数字」を日々追うことをしているわけでもない立場であることも影響しているでしょう。
(お客の入りは常に気にしておりますが・・・)

しかしながら、西洋古楽情報伝達メディアが一つなくなる(なくなった)事によるシビアな影響云々を語る以前に、ちょっと困っている人がココにいることに気づきました。
古楽かふぇ庵主=私自身です。 ←オチでも何でもなく、ハッと気づいて自分を笑いました。
なかなか参加できないにしても、いつ、どこで、どんなコンサートやイベント、ワークショップ等が開催されるのかを庵主は知っておきたいのですが、その手段が一つなくなってしまって困っていたのは、他ならぬ私でありました。

趣味に関する情報収集というものは、慣れていてもちょっと大変に感じる時があります。
SNSや、お気に入りに入れておいたブログをマメにチェックすることも、他の色々が慌ただしい時、忙しい時には、しんどく感じられることがあります。
そんな時に、せめて、「あのアーティストは、今度いつどこでどんなことするの?」程度のざっくりとした情報ぐらいはササっと掴みたい。
ならば、それを実現させる方法を考えてみようか。先ずは私自身の為に・・・と思い立ちました。そしてそれが多少なりとも他の人の役に立つことがありそうなら、広くそれを公開してみようと決断した次第です。
(実は、数年前から原案みたいなものは考えていたのですが、本腰を入れて考え出したのは今年に入ってからで、ホントに困らないと動き出さないところのある自分に呆れながら検討を重ねる日々でありました)

このことは、 “これから”の古楽かふぇについて考え直す契機にもなりました。
【何か一つ、シンプルだけれど、ちょっとだけ人の役に立つかもしれないこと】
を、古楽かふぇの取り組みの一つにしてみたいと考えました。
庵主自身は、日本国内の西洋古楽関連情報伝達メディアの後継者にはなれませんが、継承者・後継者が現れるまでの間を、部分的にちょっとつなぐことなら出来そうな気がしています。
庵主一人では到底できないこの取り組みに、各位のご協力をいただけましたら幸いです。

というわけで。長過ぎる前置きでございました。お読みくださった皆様お疲れ様です。
昨年より思案・検討を重ねてきた「イベントカレンダー」の、『試験運用版・ベータ版』によるテストを始めますことをお知らせいたします。
「古楽かふぇのイベントカレンダー」とは、日本国内で開催予定の、主に古楽系のコンサートやイベントの情報を古楽かふぇ庵主に指定のフォームでお送りいただき、お寄せいただいた情報を公開専用のGoogleカレンダーに庵主が登録して、どなたでも見られる状態に整備してインターネット上に公開する試みです。
何か難しいことをするわけではなく、そもそも古楽かふぇ庵主にはこれといったITスキルはないので、元々普及している方法を少しだけ応用して、あまり手間をかけずに進めていきます。

近年、スマートフォンやiPhone、WindowsやMac等のコンピューターで、「Googleカレンダー」を利用されている方が多いことを考慮し、Googleカレンダーベースでの簡単な運用を目指して作業を進めております。
■Google カレンダー スタートガイド
https://support.google.com/calendar/answer/2465776?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja 

■Google(グーグル)カレンダーの使い方|スマホ版アプリ小技4選|ferret
https://ferret-plus.com/8471

カレンダーの公開は、少しテストが進んだ頃の9月中旬~下旬を予定しています。
なお、スマートフォンもPCも利用しない人向けの
「紙」媒体の提供についても、今後検討していく予定です。

只今、テストをお手伝いしてくださる方=コンサート・イベント情報を投稿・提供してくださる方を若干名募っております。
庵主独りで情報を集めるのには限界があります。
どなたかご協力いただけませんでしょうか。
【PCやスマートフォン等で、
”アンケート”に回答する操作をしたことがある方】で、
西洋古楽系のコンサートやイベントの企画・運営をしている方 
または、
西洋古楽が何らかの形で関係する、隣接領域の催事の企画・運営をしている方 で、
本年(2019年)10月中旬以降にコンサートやイベントを予定されている方からの情報提供とテストへのご協力をお願いしたく思っております。
企画・運営者の方だけでなく、もちろん、音楽家の方ご自身でも構いません。

ご協力くださる方は、原則として kcafe★dream.jp までメールでご連絡ください。(★は半角アットマークに打ち換えてください)
各SNSのメッセージ機能でも受け付けております。
折り返し返信で、情報投稿の方法と詳細をご案内いたします。

なお、このテストは費用はかかりませんが、情報投稿の為の通信費等は各自でご負担いただくことになりますことをご了承ください。
また、集客をお約束・保証するものではないことをご理解願います。
行き届いたサポートが出来ないかもしれませんが、諸々ご寛大にご対応いただけますと幸いです。
へっぽこ管理者で恐縮ですが、頑張ります。

古楽かふぇ庵主

 

【中止・延期】【重要なお知らせ】古楽かふぇ「バルト海の古楽」

【中止・延期】
9月30日(日)午後に開催を予定しておりました、
古楽かふぇ「バルト海の古楽」は、
大型台風が接近している為、開催を中止(延期)させていただきます。
ご予約いただいておりました皆様にお詫び申し上げます。
新たな開催日につきましては、後日、告知いたします。

【重要なお知らせ】【最終決定は9/30当日午前6時】

9/30(日)午後開催予定「古楽かふぇバルト海の古楽」の、台風24号接近に伴う開催可否判断について

9/30の古楽かふぇをご予約くださった皆様、日頃より古楽かふぇを応援ご支援くださっている皆様、いつもお世話になっております、ありがとうございます。
明日9/30(日)の古楽かふぇについて、以下にお知らせいたします。

台風24号の接近に伴い、明日9/30(日)は悪天候が予想される事態となりました。
つきましては、古楽かふぇの最重要運営方針「安全第一」を最優先すべく、下記の措置をとらせていただくことをご連絡いたします。

・古楽かふぇ開催可否の告知
9/30(日)午前6時の時点の天気予報により、開催か延期かを判断します。
告知は、以下の方法により行います。
・Twitter古楽かふぇアカウント(@jiwatc)

・古楽かふぇFacebookページ
https://www.facebook.com/kogakucafe/

・こくちーずPro 古楽かふぇ「バルト海の古楽」告知・募集ページ
https://www.kokuchpro.com/event/kcafe20180930/

・こくちーずProからの一斉配信メール(申込者向け)

9/28(金)の時点での台風進路予報(https://tenki.jp)によりますと、台風24号の関東地方への最接近は9月30日(日)午後~1日(月)明け方とのこと。
台風本体の活発な雨雲による局地的な豪雨が予測され、夜には交通機関に影響が出る可能性があるようです。
https://tenki.jp/lite/forecaster/y_nakagawa/2018/09/28/2198.html#sub-title-e

しかしながら、明日までの間に台風がどのような進路をとるのか不明ですので、開催可否の最終決定は明日9/30(日)の午前6時とさせていただきます。
お申込みくださった方のキャンセル料等は発生いたしません。
また、もしも開催延期となった場合は、後日、改めて告知いたします。

なお、もし予定どおり開催した際に、諸般の事情により一部内容が変更となる場合がありますこと、ご了承賜りたくお願い申し上げます。

お問い合わせは kcafe@dream.jp 宛、E-MAILでどうぞ。

古楽かふぇ庵主(主催者)

古楽かふぇ 体験&コンサート 触ろう&聴こうリードオルガン(2018/5/13) 

古楽かふぇ 体験&コンサート
触ろう&聴こう リードオルガン

■日時:2018年 5月13日(日)
第1部. 13:00- リードオルガン体験会
第2部. 15:00- リードオルガンコンサート
第3部. 17:00- リードオルガンとともにフリータイム

ご入場は、第1部からでも 、第2部からでもO.K.ですが、
第1部の体験会からのご入場をお勧めいたします!
リードオルガンを弾いてみたい方は、簡単な短い曲の楽譜をお持ちください。
オルガンやピアノのご経験がない方も、リードオルガンを間近に
見て、触れて、その音を聴いてみてください。

~筒井一貴さんからのメッセージ~
明治維新前後からかなり長い間、第二次大戦後アップライトピアノが安く量産されるようになるまで、実は市井の人々の音楽の大切な部分を占めていたのは足踏み式のリードオルガンでした。
この「優しく温かい」世界を単なる懐古趣味でなく肌で感じていただくための体験の場です。日曜日の午後、落ち着いたサロンでのんびりとくつろいでくださいませ〜。

■会場: Space415 (東京都中野区新井2-48-12 2F)
会場へのアクセスはこちらへ
http://space415.info/index.php/access/

■演奏: 筒井一貴
■リードオルガン提供と解説: 渡邉祐治
■参加費 : 4,000円
参加費は当日受付にて精算願います。
■申込方法:
下記のページにアクセスしていただき、
ページの下にある「申込む」ボタンをクリックして
申し込みページを開き、必要事項をご記入ください。
ご記入後、「申込む」ボタンをクリックしてください。
申込み情報が主催者に送信された後、折り返し、
「申込み完了メール」を返信いたしますので、ご確認願います。
申込用ページ: http://www.kokuchpro.com/event/kcafe20180513/

▼お申込時にメールアドレスの入力をお願いしておりますが、
携帯電話会社やプロバイダーの『迷惑メール対策』により、
申込み完了メールや主催者からの連絡メール等が届かない事例があります。
迷惑メール拒否等の設定をされている場合は、
noreply@kokuchpro.com(kokuchpro.comドメイン)と
kcafe@dream.jp からのメールを受信できるよう、設定してください。

●メールによるお申込みも受け付けております。
お名前と連絡先電話番号、申込み人数をご記入の上、
下記アドレスに送信してください。
宛先: kcafe@dream.jp (古楽かふぇ)
または、 bergheil69@me.com (筒井)
受け付け後、「申込み完了メール」を返信いたしますので、ご確認願います。

●お問い合わせ︙E-mail : kcafe@dream.jp
TEL: 070-6940-2070(留守電折返し対応)

2018年5月13日チラシ表面
2018年5月13日チラシ表面
2018年5月13日チラシ裏面
2018年5月13日チラシ裏面

2017年10月13日(金)【感想】incontro第2回公演

2017年10月13日(金)
@横浜市大倉山記念館

音楽団体incontro(インコントロ)第2回公演 「ルネサンスの音とあそぶ」を聴きに行ってきました。
https://facebook.com/incontromusic/

※公演の詳細は下記ページを参照ください。
http://arts-info.com/incontro/concerttop/2ndproject

古楽かふぇ庵主の古楽愛好家史の始まりはルネサンス期の無伴奏の合唱、いわゆる”アカペラ”でしたので、ルネサンス期の歌のコンサートを聴きに行くことは大きな楽しみの一つであります。
そんなわけなので、この度のincontro第2回公演も、とても楽しみにしておりました。

ルネサンス期の歌をお芝居に織り交ぜた公演は、涙有り笑い有り(ダジャレも有り?)の楽しい舞台。
はて、プログラムに、何故に
「サンタ・ルチア」があるの?
との疑問は、笑いと共に(割と簡単に)解消され、その筋書きもまた「ウマイ!!」と感心した私。
樽から出してくるワインて美味しいでしょうねぇ(*⌒▽⌒*)

会場である横浜市大倉山記念館の、長く深い歴史を感じさせる薫りに包まれながら進められた、incontro公演「ルネサンスの音とあそぶ」
出演者の熱のこもった(しかし力みのない程よいコミカルさを帯びた)演技のせいもあってか、会場(ホール)全体の雰囲気も和やかで明るくて、エンターテインメントとしてもイケてるなぁと感じました。

中世~ルネサンス期の歌の中から、比較的有名どころと思われる曲をチョイスして演奏していましたが、歌のアンサンブルのバランスがワタシ好み。
合唱も美しく響いておりましたが、”ガッチリ綺麗・壮麗なハモり”というよりも、温かみや親しみを感じる”優しいハーモニー”で、聴いていてホッとするタイプのアンサンブルに感じられました。
もしかしたら、ルネサンス期のみならず古楽全般の、いわゆる「世俗曲」と呼ばれる作品や、ヨーロッパの古謡や民謡を演奏するエキスパート集団としても、incontroは今後更なる発展を遂げていくのではと想像してみています。
それにしても、二部構成の舞台にこれほどの数の曲を並べて、よく芝居仕立てにしたものだなぁと感心、感動。
公演テーマのとおり、ルネサンスの音で、演奏者も聴衆も共に楽しく”あそぶ”ひとときを作り上げていたなぁと感じます。

オーナーの名前を冠した、居酒屋マルチノ。
(ちなみに原さんではないです)
舞台はこの、「古楽居酒屋」であります。
こがくいざかや・コガクイザカヤ。
ロシア系の方のお名前ではありませんが、何度となく言ってみたくなる不思議な言葉、コガクイザカヤ、ダスビダーニャ。
古楽を聴きながらお酒を飲んだりおしゃべりをして笑って、楽しいひとときを過ごせる酒場なんですね、この舞台は。
(既に次回営業を楽しみにしているワタシ(^^))

以下、登場人物の一部ですが…
お店の看板娘なのでしょうね、ラウラちゃん!
とっても可愛くて、歌と歌声もすばらしく。
ラウラちゃんのお父様もステキ、マッチョな笛吹きだわー。
あら?もしかして十字軍遠征からお帰りの戦士!?
舞台のだいたい真ん中らへん、「センター」を守られた
ハープ(アルパドッピア)の女神は、
器楽のアンサンブルをしっかと支えて、実に神々しく見えました(*´Д`*)

出演者の方々のうち、サラリーマン役のお二人を除いた皆さんが、素敵なルネサンス”風”衣装をまとっておられました。
上から下までピッチリルネッサーーンス!ではない点が、むしろ面白く親しみやすい気がしました。
登場人物=歌い手・弾き手の皆さんは、それぞれ役者さんとしてもイイ味だしておられたので、観て聴いて笑ってとにかく楽しませてもらった古楽かふぇ庵主であります。

音楽団体incontroについて紹介されているページには、
incontro=”出会い”を意味する言葉であるという説明と共に、
「名前が意味する通り、大人から子どもまで全ての人にとっての「音楽との出会い」となるプログラムを企画することを目標に活動しております。」
とあります。
http://arts-info.com/incontro/
(音楽団体incontro公式ホームページより引用転載)

庵主の妄想が入っているかもしれませんが…
この度の公演には、この団体の目標や方針がちゃんと、終始一貫して貫かれていたものと思います。
小難しい話は抜きにして、西洋古楽の演奏を先ずは聴いて・見て、楽しんでもらえるように、そして、古楽との「出会い」が良い思い出となって、お客さんの心にのこるように、との工夫がこらされていたプログラムであったように感じました。

incontroは、自主公演のみならず、”出前”公演もしてくれる模様。
小・中・高・大学・専門学校といった教育機関や、各種イベントでの公演も活動の一つとしているようです。
incontroが、今後、アウトリーチでも活躍してくれることに期待しています。
きっと楽しい、きっと面白い!o(^-^)o
古楽かふぇにも”出前”を頼めるようになりたいなーとも考えた次第です。
古楽かふぇ庵主は、音楽団体incontroを、今後もウォッチし応援してまいります(^^)/

※団体インフォメーション
古楽を中心とした演奏団体
音楽団体incontroホームページ(声楽アンサンブル)
http://arts-info.com/incontro/

団体について | 音楽団体incontro公式ホームページ
http://arts-info.com/incontro/about

音楽団体incontro Facebookページ
https://facebook.com/incontromusic/

1/28(土)の古楽かふぇライヴ&トーク【BxG】について

​1/28開催のライヴ&トークは、

「コクと旨味が有るのに胃もたれしない」

楽しい古楽の気楽な集いをイメージしております。

歌い手さんたちとチェンバリストさん、話し手さんの、静かだけれど熱い思いに敬意を抱きながらの企画であります。

グラウプナーへの愛が深い北山のぞみさん(ソプラノ)は、今後、「グラウプナー歌い」へと成長される予感が、古楽かふぇ庵主個人的にしております。高らか・伸びやかな歌声を、昨夏初めて聴いて庵主は一聴き惚れしました。先般ご出演されたコンサートで歌われたパーセルの作品も好評であった旨を各所より伺っております。

町村彰さん(バリトン)が歌われたブラームスを聴いた庵主は、若さの奥に”慈愛”を感じました。そんな町村さんがブクステフーデの宗教曲を歌ったら・・・と想像してはワクワクしております。(Youtubeに以前の演奏がアップされていますよ(^^)

この二人の歌い手を支え、歌そして場に彩りを添えてくださるチェンバロの山口範子さんは、数々の古楽祭にも参加され広くご活躍中のソリスト・通奏低音奏者ですので、歌との共演を間近に聴けることがとても楽しみです。あぁドキドキ(*´∀`*)

そしてそして。麗しく心地よく響く音楽の合間に、演者さんたちとのやりとりも交えつつ展開される白沢達生さんのお話は、聴き手の方々をそっと支え、そっと道標を示しつつ、”古楽の旅”の楽しみを示唆してくれます。時を超え空間を超え、ブクステフーデとグラウプナーに出会う午後のひととき、”ヘルメス”の如く我らを見守ってくれることでしょう。

古楽の響きを感じてみたい方や、時空を超えて「あの頃」のヨーロッパを感じてみたい方にも、麗しい歌声と楽の音と語りと共に、楽しいひとときをお過ごしいただけるよう尽力いたします。

ご予約・ご来場をお待ち申し上げております。(ご予約お申込みは下記ページヘどうぞ)

http://www.kokuchpro.com/event/kcafe20170128/

古楽かふぇライヴ&トーク【BxG】

古楽かふぇライヴ&トーク【BxG】Buxtehude-Graupner
〜そのころドイツで、音楽家たちがみんな知っていた二人の巨匠〜

日時:2017年 1月28日(土)15時開演(14:30開場)
会場: Space415  (東京都中野区新井2-48-12 2F)
会場へのアクセスはこちらへ→http://space415.info/index.php/access/

演奏︙北山のぞみ(ソプラノ) 町村 彰(バリトン) 山口範子(チェンバロ)
お話︙白沢達生(音楽ライター 翻訳)
参加費︙ 事前予約 3,000円/当日 3,500円 当日受付にて精算願います。
お申込はこちらのページからどうぞ

https://goo.gl/QXI5bB

その他︙終演後、出演者を交えての茶話会を行ないます。
お気軽にご参加ください。(お飲み物とお菓子をご用意しております)
お問い合わせ︙E-mail : kcafe@dream.jp
TEL: 070-6940-2070(留守電折返し対応)
詳細︙

2017年1回目の古楽かふぇは、歌とチェンバロの演奏に
お話を交えてのライヴ&トークです。
日本国内では、現状、演奏される機会の少ない
ブクステフーデとグラウプナーの声楽作品を、
楽しいお話を交えつつお聴きいただきます。
初めての方も、既に愛好家の皆様も、気楽に気軽にご参加ください。
【古楽かふぇだから聴ける】音楽とお話の数々を、お聞き逃がしなく。
以下、お話をしてくださる白沢達生さんからのメッセージと演奏者のプロフィール♪

++++++++++++++++++++++++++++
ブクステフーデとグラウプナー
~そのころドイツで、音楽家たちがみんな知っていた二人の巨匠~

作曲家の名前が、いま有名かどうか――それが、音楽の魅力となんらむすびついてこない。18世紀以前の音楽は、とくにそうかもしれません。
いまや生前の名声が嘘のように忘れられている、二人の作曲家に焦点をあて、そのことをあらためて実感する……そんな機会になるのでは?と思う演奏会が、シリーズ化を前提に立ちあがろうとしています。

かたや、若き日のバッハがその音楽を学んだばかりか、演奏にじかに触れるべく、徒歩で大旅行をしてまで遠くリューベックまで音楽を聴きにいったという、オルガン奏者としても作曲家としても一流だった17世紀の巨匠...ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707)。

かたや、後年バッハにとって生涯の職となったライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督というポストに、自らも先に招かれていながら「自分はいまの主君を裏切れないから」と就任を辞退、かわりにバッハを推薦したという、18世紀随一の実力派人気作曲家、クリストフ・グラウプナー(1683-1760)。

どちらもルター派プロテスタントで、バッハのように教会のための音楽を多数書いていながら、合奏曲や鍵盤独奏曲にもすぐれた曲を多く残しています。

その魅力に惹かれつづけている歌手ふたりが中心となって、さまざまな作品を実演によって味わえるのはもちろん、彼らが生きた時代のドイツ語圏がどんな世界だったか、彼らが音楽を披露していた場面はどういったところだったのか、そういった背景事情などにも折々、思いを馳せる場ができてゆくことでしょう。

第一回となる2017年1月の演奏会では、二人の作曲家がどういう存在だったのか、おおまかに概観しながら、二重唱曲と独唱曲を通じてその音世界に、じっさいに触れていただく愉しみを体感していただきます。

「語り役」としてこのプロジェクトに加われることが、心より嬉しくてなりません。

2016年12月 白沢達生
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◇出演者プロフィール◇
北山のぞみ(歌・Soprano)
国際基督教大学(教養学部音楽専攻)卒。在学中より同学古楽研究会にて声楽と通奏低音を研鑽、学内外でのアンサンブル活動に参加する。声楽を鈴木美登里、渡辺祐介、野々下由香里の各氏に師事。2015年よりフォンス・フローリス古楽道場に参加。ルネサンス〜バロック期の声楽曲をレパートリーの中心としたソロ・アンサンブル活動を行う傍ら、近現代の宗教曲と邦人作品を主に扱うアンサンブルグループ『Thaumatrope』を主宰(共同)。2年前にクリストフ・グラウプナーの作品群と出会い、国内での認知を広げるための活動を志している。

町村彰(歌・Baritone)
東京大学大学院総合文化研究科 修士課程修了。
永井宏氏に指揮法を、青木洋也、大山大輔、浦野智行、トーマス・プファイファーの各氏に声楽を学ぶ。
第13回ブルクハルト国際音楽コンクール声楽部門で審査員賞を受賞。
現在、『笹の葉合唱団』指揮者、『アンサンブル タピーロ』代表、『ensemble 1623』メンバー。

山口範子(チェンバロ)
東京芸術大学卒業。同大学院修了。チェンバロと通奏低音を鈴木雅明、中野振一郎に師事。海外の講習会にて研鑽を積む。大学在学中、安宅賞。
第9回古楽コンクール<山梨>第3位。国内の数々の古楽祭に参加。現在、ソロ、通奏低音奏者として活動を続ける。トリオアンサンブル「Sankt」メンバー。エコール・ヨコハマ チェンバロ講師。